American Freak
Masato " Bigboss " Okazawa
(アメリカンフリーク代表 岡澤正人)
オートバイ乗りにとって、北海道というのは特別な場所です。
どこまでも真っすぐに伸びる道。
そして手付かずの大自然を吹き抜けるさわやかな風。
まさしくバイク乗りにとってのパラダイス・・・・
そして北海道を訪れるバイクの中には、アメリカン・フリークが非常に多い。フリークにも、そうしたハーレーに代表されるこだわりバイクに乗るツーリストたちがよく訪れます。
僕も随分と前からハーレーに乗っていたけれど、あの頃はバイクに乗っても降りて街を歩いていてもサマになる様な気の利いたウェアやグッズのショップなんてないに等しかったから、どうしてもバイク屋や他所のショップさんのすすめるモノでは満足できず、本当に自分達が気に入ったモノだけを自分達の目とルートで捜して来る事が多くなった。
いつしか似た感性のお客さんが増えてフリークもそういうモノが多くなってしまいました。でも実はフリークはバイク用品屋のつもりは全然ないんですよ。身に着けるものはやはり周りから見てもカッコよくて、自分が惚れ込めるモノが一番です。
でもどうせなら高品質、高性能でハードな状況でも長く愛着を持って使える相棒じゃないとってだけ。ソレを最大限楽しむには、たまたま北海道の厳しくも豊かな自然や、春から秋に広い北海道でバイクに乗る時に快適でちょうど良いってだけなんですよ。ちょうどマシンの性能を分かってて、それをギリギリまで引出して走るのが楽しいのと同じですね。
オーバースペックなだけだと単なるお金持ちのモノ自慢にしかならず、いずれ飽きてしまい込む事になるし、反対に流行や見た目だけの量産品では、モノの持つ能力以上に無茶をすればすぐに壊しちゃうし、そもそもさして愛着も沸かない。
簡単に飽きちゃ可哀相と思えるほど、
作り手のこだわりや熱い心がビンビン伝わって来て、
普段から大事に使ってやりたいほど惚れ込めるモノに
常に出会って感動していたいし、そんなホンモノでしか味わえない
買う時だけじゃない楽しさや使う喜びを皆とも分け合いたい。
なければ作っちゃいますので(笑)、ぜひこれからも長いお付き合いをよろしくお願いします。
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